専用肌着は欠かせません
日本伝統の衣装である着物には、一般的には肌襦袢とも呼ばれる専用の肌着があります。
着付けを行う際まず肌着を身に着け、その上に長襦袢を着て着物を着るという順番です。
上下がセパレートした肌襦袢を着付けに使用する理由は大きくわけて3つあり、1つめは冬場の寒さを防ぐ為の保温性確保2つめは着物の裾さばきを容易にし歩く動きを妨げること防ぎ、3つめは着物への汚れ防止策であり汗の吸収策というものです。
肌襦袢はセパレートしたもの以外にもスリップ状の上下が離れていないタイプやカラーも様々、下半分にキュプラ並びポリエステル繊維素材を用いた裾さばきのよいもの等もあって、季節に応じ選ぶことができます。
体型補正効果のある肌襦袢も販売されており、女性の豊満な胸元をフラットに押さえる機能やウェストのくびれを少なくするような商品も存在し、アイデア商品が多数販売されています。
近所の呉服店で相談されるのも良いでしょうし、現代はインターネットでもチェックできます。
着物の着付けに欠かせないコーリンベルトの使い方
着物の着付けをサポートするアイテムは数多くありますが、その中でも特に便利だと人気があるのがコーリンベルトです。
このアイテムは襟合わせを固定する物で、襟元を綺麗に整えることによって着崩れを防いでくれる効果があります。
帯のような紐ではなく、伸びるゴム素材で作られているため体にフィットしやすく締め付ける感覚がないことも特徴の一つです。
伸縮性のあるゴムなのでサイズ合わせが簡単に行え、破損しない限り長く使えることから着付けでは欠かせないアイテムといわれています。
このアイテムは長襦袢用の結びやメッシュ素材で作られた夏用タイプ、後ろで交差していき前で留める和装じめなど豊富な種類があることも特徴で、結び目がないのでぱちんとクリップで留めることが出来ます。
このアイテムはクリップ位置が高くなると肋骨あたりに当たって痛くなる可能性があるので、ベルトはきつく締めずにゆるく余裕を持って使用することがポイントです。
自分の好みに襟合わせを行い、その位置がずれないように留めておく物として活用すると初心者でも着物の着崩れを簡単に防ぐことが出来ます。
◎2021/4/5
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